2017年08月26日

死のプロセスの諸相「死について13」

死のプロセスの諸相
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習


死とは
霊体と肉体をつなぐシルバーコードが切れる瞬間のこと
シルバーコードの切れ方は一人一人でとても違っている

1)自然死の場合
2)霊性の優れた人の場合
3)物質的・本能的な人の場合
4)急な事故死や非業の死を遂げた人の場合
5)自殺者の場合

1)自然死の場合
老衰による自然死の場合は、生命力が徐々に衰える
シルバーコードも少しずつ自然な形で切れていく
完熟した果物が木から離れて落ちていくように
スムーズに死のプロセスが進む

2)霊性の優れた人の場合
霊性が優れ、物欲から超越している人は
地上にいて霊界でのような生活を送っている
そうした人の霊体と肉体の結びつきは弱い
心臓が止まればただちにシルバーコードが切れる
死のプロセスに苦痛を感じることは、ほとんどない
死にともなう意識の混濁もあまりない
わずかにまどろむ状態を経て、すぐに目を覚ます
幸福感・至福感に満たされる
人によっては死の眠りに陥ることもない
自分の死の状況を明晰な意識で見つめている

3)物質的・本能的な人の場合
人生を本能的・肉欲的に生きてきたような人
霊的なものに無関心で物欲に翻弄されてきた人
霊体と肉体の結びつきがきわめて強くなっている
死に臨んでもシルバーコードがなかなか切れない
シルバーコードの切断に苦痛がともなう

4)急な事故死や非業の死を遂げた人の場合
事故などで急死するような場合
霊体と肉体の分離の準備が全くなされていない
複雑な状況が展開する
この場合でも本人の霊的成長の度合い
日常生活での霊的意識の持ち方
これが結果を大きく左右することになる
本人は突然の出来事に対応できない
茫然自失の状態に陥る
暫くの間「自分は生きている」と思っている
霊体になった姿を見ても生きていると思っている
その後は霊的成長の進み具合でで大きな違い
霊性の優れた人は不慮の事故で死んだことを悟る
「霊的真理」を知ってた人は短時間で自分の死を悟る
肉欲的な生活の人間は、いつまでも死を自覚できない

5)自殺者の場合
霊体と肉体が特に強く結びついている
シルバーコードがなかなか切れない
肉体の苦しみがそのまま霊体に伝わる
激しい苦痛・死ぬような痛みを味わう
この苦しみ・痛みは神からの霊的成長のチャンス
自ら捨て去った罪に対する罰となっている
「カルマの法則」のもとで引き起こされた結果

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2017年07月08日

脳死の最中でも人間はさまざまな体験をしている「死について12」

脳死の最中でも人間はさまざまな体験をしている
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習


唯物主義の立場
脳が働かなくなり植物状態になった人間は“死”を迎えたことになる

霊的視点から見ると
脳は機能を停止しているが、霊体の中で霊的意識(霊の心)はさまざまな意識活動をしている

すべてのシルバーコードが切れて本当の死に至るまで霊的次元でいろいろな体験をしている

脳死状態下で、霊的意識は苦しみを通して「カルマ」を清算していることもある

こうした体験が本人の「霊的成長」にとって必要なプロセスになっていることもある

肉体は脳死状態であっても、完全に死んでいるわけではない

脳死状態ではどこかのシルバーコードがつながっている

そのシルバーコードが徐々に切れて死に向かっていく

その最中に突如、肉体の生命を奪ってしまうことは「霊」に少なからずショックを与えることになる

自然の死のプロセスが遮断されて、無理やり引き離されることになる

すでに死に向けてのプロセスが進行中である場合は、自殺や不慮の事故死ほど大きなショックを受けることはない

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2017年06月28日

脳死を、霊的視点から見ると「死について11」

脳死を、霊的視点から見ると
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習


霊体が肉体から離れた後
肉体のある部分が生き続けることがある

また脳死のように
脳の働きは失われたのに
肉体は依然活発に活動している
   ↓
霊的視点から見ると
   ↓
シルバーコードは太いものからクモの巣状の細いものまで、さまざま

シルバーコードは、一律に切れるのではない

どこかが切れていても、他の部分はしっかりとつながっていることもある

シルバーコードが霊体と肉体を部分的につないでいるようなとき
   ↓
霊体と肉体の頭部をつなぐ太いシルバーコードが切れると、
霊体から脳へのエネルギーの補給が閉ざされる
腹部をつなぐ太いシルバーコードはまだつながっている
   ↓
これが“脳死”の状態


反対に腹部をつなぐ太いシルバーコードが切れ、
頭部のシルバーコードがつながっている状態
   ↓
意識はしっかりとして肉体の機能は失われている

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2017年06月23日

“死”とは、シルバーコードが切れる瞬間のこと「死について10」

“死”とは、シルバーコードが切れる瞬間のこと
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習


スピリチュアリズムでは人間の死をどのように考えているか
脳死を“死”と認定してもいいものか

大半の先進国では
脳死を人間の死と定義

スピリチュアリズムでは霊的事実から人間の死とは
  ↓
霊体と肉体を結んでいたシルバーコードが切れることであると定義

シルバーコードが切れていないと
いったん死んで後に生き返ることが起こる可能性がある

正しい“死の定義”とは
脳死ではなくて――「シルバーコードが切れる瞬間」


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2017年06月22日

脳死であっても生き続ける事実がある「死について9」

脳死は人間存在の終わりではない
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習

“長期脳死”
脳波のない子供が何年間も生存することがある

実例
無呼吸テスト以外のすべての検査で脳死の要件を満たした子供が6年以上も生き続ける
その間に身長は伸び体重も増加する
   ↓
脳死を人間の死と認定することが間違っていることを示している

脳死を人間の死と決めつけ、生きた肉体から臓器を取り出して死に至らしめる行為は殺人と同じ

脳死を一律に死と認めると
植物人間・重度脳障害者にもそうした認識が及んでいく危険性をはらんでいる

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2017年06月19日

脳死を死の基準とする現代医学「死について8」

脳死は人間存在の終わりではない
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習

唯物科学
人間の意識や人間性は脳によってつくり出される

脳によって理性ある人格が形成
脳が働いている間だけ人間らしくいられる

“脳死”
脳の機能の停止をもって人間性や尊厳性が消滅

死後の生命の存続を認めない以上
脳の死は人間性と人格の終焉

スピリチュアリズムでは
脳の機能が停止
人間の物質次元の構成要素の1つが不全になったにすぎない

霊的次元では、
知的生命活動が変わりなく続けられている
脳の機能が停止
人間を構成する霊的部分には何の変化もない
霊的部分は依然として肉体部分と一体関係を継続

霊体と肉体を結ぶシルバーコードが切れて、
すべての肉体機能が完全に停止しないかぎり、
人間としての尊厳性・価値は消滅しない

脳が損傷して使えなくなっても
人間(霊)は死んだとは言えない

別の次元(霊的次元)で人間は、しっかりと生きている

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脳死を死の基準とする現代医学「死について7」

死生観は人間の生き方を決定する
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習

脳死を死の基準とする現代医学

人間にとっての最大の悲劇である“死”
現在は明確な定義が確立されていない

一昔前
死・・呼吸が止まり、心臓の鼓動が停止し、瞳孔が開く
   ↓
肉体的変化を判断基準

現在
死の判定をめぐってさまざまな議論
脳死状態を人間の死と認定
   ↓
“臓器移植”はより早く臓器を取り出し移植した方がよい
脳死によって臓器移植をしやすいようにした

臓器移植に反対のスピリチュアリズム
何もせずに様子を見ているだけでよい

臓器移植にこだわる現代医学
人間の自然な死を認めようとしない

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2017年06月18日

死生観は人間の生き方を決定する「死について6」

死生観は人間の生き方を決定する
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習


死に対する考え方
その人間の生き方のすべてを決定

“死とともに人間は無に帰してしまう”と考える人間
科学の発達した現在、神や死後の世界や宗教を一切否定する唯物論者
生きている間にできるだけ人生を楽しもうと思う人間
肉体的快楽を追求する方向に向かっていく

おいしいものを食べる
好きなことをして遊ぶ
最大限のレジャーを求める
あちこちと旅行をして人生を楽しむ

楽しみや快楽を与えてくれるのがお金
人生の目標はお金儲けになってしまう

お金を儲けて本能的快楽をとことん求めること
  ↓
これが人生のすべてになってしまう

“お金こそすべて”という物質的価値観に支配される
  ↓
拝金主義に陥ってしまう

お金がなくて人生を楽しめない
毎日苦しいことばかりが続く
  ↓
生きていく意味と価値を見出せない
  ↓
自殺に走るような人間も出てくる
「生きていても苦しむだけ、
少しばかり長生きしようが
早死にしようが同じだ。
いずれ死ぬことになるのだから、
いっそのこと早く死んだ方いい」

死生観
個人の生き方を決定
医療などの社会全体にも決定的な影響

死によってすべてが消滅する
“生命があることこそが一番尊いことである”
  ↓
医学では生命を少しでも永らえさせることに価値を求める
医学・・病気を治して死を先延ばしたとき勝利
    患者の病死は最大の敗北
   “臓器移植”“延命治療”が施される

患者の身内・・お金をかけて少しでも生命を延ばそうとする
「死は、最大の不幸であり損失であり悲しみである」という共通の見解

「死によって人間は存在を消滅させることはなく、
死後もあの世において生き続ける」と考える場合
  ↓
死はこの世からあの世に向けての移動
悲しい別離ではあっても、完全に消滅してしまうのでない
  ↓
“楽しみがない”と人生に絶望して自殺することはなくなる
また無意味な延命治療を続けることもなくなる

死をどのように考えるのか
死によってすべてが消滅すると考えるのかどうか
人生に対する姿勢が根本から変化することになる

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死の問題解決と宗教の使命「死について5」

死の問題解決と宗教の使命
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習


死という宿命的な不幸・悲劇・悲しみ・恐怖
解決法を宗教に求めてきた
宗教にすがって死の苦しみの救いを得ようとしてきた
死の問題を取り扱わない宗教は存在しない
人々は宗教に「死の恐怖」からの救いを期待

宗教から死と死後の世界の内容を取り除いたなら
   ↓
単なる倫理・道徳の類になってしまう


神や正しい生き方を知りたいと思うより  
   ↓
死の恐怖を取り除いてほしいと願う
宗教への期待と依存が発生

仏教・・本来、生きている悟りを得る生者の宗教
死者のための宗教に変わってしまった
仏教の教え・・“墓”→実際には墓のない寺は存在しない

キリスト教徒
終末におけるイエスの再臨によって肉体の復活
永遠の生命を得るようになると信じてきた

イスラム教徒
教えに忠実に歩めば死後は天国で楽しく過ごすことができる
特にジハードにおいて殉教した者は、天国での特別な生活が保障される
現在の自爆テロを引き起こすことになっている

古代エジプトにおける宗教
輪廻転生によって死の問題を解決
死者はミイラにされて墓に葬らた

シャーマニズム(原始宗教)
死によって霊魂が肉体から離れる
シャーマンの呪術で死者の魂は地上に戻ることができる

宗教と死とは、一体の関係
宗教とは死に対処するための拠りどころ
自分の死と身内の死者の救済所

人間のいる所には必ず宗教が存在した
宗教がなければ
  ↓
人間は心の拠りどころを失う
不安に駆られる
まともな生活を送れなくなる

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2017年06月17日

人間にとって一番の恐怖「死について4」

人間にとって一番の恐怖
第一回姫路シルバーバーチ読書会日曜コース予習


人間の恐れ・・死を迎えること
人間は必ず死ぬ存在

死を平然と迎えることはできない
死が迫るにつれ、恐れる
〇死んだ後はどうなるのか、
〇霊魂になるのか、
〇死後の世界はあるのか、
〇死とともに完全に消滅するのか、
〇死ぬときは苦しみのか

どんなに考えても答えはでない
死を考え始めると、じっとしていられなくなる

「死を恐れる」・・すべての人間に共通する事実
現代人・昔の人々・発展途上国の人間・先進国の人間
誰もが抱く自然な気持

秦の始皇帝・・死の恐怖から逃れようと不老長寿の薬草を求めた

多くの人々が死を恐れ、この宿命から逃れたいと考えている
現在では何億もかけて臓器移植を受ける
少しでも延命を図ろうとする
死から逃れようとする人間の抵抗
わずかでも寿命を延そうとしている
  ↓
“生命こそが一番の価値あるもの”
  ↓
死は一番の恐ろしい出来事

何としても避けたい「死の恐怖」

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